光陰矢のごとし、桜咲く4月から木枯らしの吹く12月となりました。
昨年同じ時期に発足した生徒会も人気を終え、川久保くん率いる新しい生徒会へと引き継ぎを行いました。
今回は今年の生徒会長として生徒会を運営してきた杉本昌義君にインタビュー形式でお話を伺いました。(色文字部分→杉本君)
生徒会で活動して楽しかった事はなんですか
――基本的に全て楽しかったと言えば楽しかったです。しいて言うなら、桐龍祭の準備ですね。実行委員長として様々な部門の活動を見ることができましたし、学年を超えて知り合いをつくることができたと思います。また全校が楽しそうに活動しているところを取材したのですが、やたらと写ろうとする人とか、逆に恥ずかしがってなかなか協力してくれない人もいて―でも取材した先の人全てから桐龍祭への熱意を感じ、改めて「附属中生ってすごいな」なんて思っていたりもしました。
辛かったことはありますか
――辛かったことですか…1度か2度、休みの日に生徒会で集まっていたら、終わったときに時計の短針が8を指していて、辺りが真っ暗だったことです。でも、帰りがけに3階の廊下から凄くキレイな甲府の街並みが見えて、疲れが吹っ飛びました。皆さんもチャンスがあったら(ない方がよいのですが)ぜひ、見てください。
印象的な出来事はなんですか
――ズバリ、男子副会長の「せんとくん」が誕生したときです。三贈会の進行劇の原案を創るときに、本部の誰かが冗談半分で言い出したんですが、角のカチューシャが本当に手に入るとなって、現実感が増しました。縁があって、 私も脚本に携わることができ「これは、採用するしかないでしょう」と、登場させていただきました。来年度もぜひ、採用して欲しいですね。衣装も来年度への引き継ぎと言うことで。
成果と課題はなんだと思いますか
――成果は「共創~みんなの手・みんなの力~」に向けて、全校で精一杯活動できたところです。課題は、100%の力を出し切れたのですが、今振り返ってみて、「まだできたのでは」という点がいくつか浮かんでくることです。でも決して後悔はしていませんし、勉強になったと思っています。
会長自身が個人として成長できたと感じることはなんでしょうか
――もともと未熟な部分が多かったもので、具体例を出せばきりがないと思います。その中でも特に感じることは、年当初に比べて、人前であがりにくくなくなりました。その割に「えー」ばかり言っているような気もしますが、精神的にはだんだん余裕を持てるようになっていたと思います。
最後に一言お願いします
――皆さん今まで、本当にありがとうございました。全校で後代まで語り継がれるような、よい学校を創り上げることができたと思います。そして、このような素晴らしい年に、生徒会長を務めさせていただいたことは、幸せなことであり、誇りに思えることだと思います。「共創~みんなの手・みんなの力~」をテーマとして活動するのは今年度までですが、是非これからも「共創」の理念を大切にして言って欲しいと思います。
ご協力ありがとうございました。
杉本君の生徒会、そして附属中への思いをこの記事を通してできるだけ多くの方に感じていただけたら幸いです。
2010年はもう幕を閉じようとしています。卒業、進級までもう2カ月もありません。
残されたわずかな時間を附属中生として生徒会の会員としてふさわしい行動、充実した学校生活にしていきましょう。
力は、あなたの弱さの中から生まれるのです。(ジークムント・フロイト)
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