「附属中学校生徒のための山梨大学特別授業」では様々なご協力を頂きありがとうございました。多くの成果と共に無事に終了することができました。特別授業の様子をご報告します。
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2月18日(金) 3年生に贈る会が行われました。
約1ヶ月間の準備期間を経て,1年生と2年生が中心となって行う初めての生徒会行事です。合同発表では,3年生への感謝の思いや激励の気持ちが歌となり,応援となり,体育館一杯に響き渡りました。それにこたえた3年生の発表も見事でした。新生徒会役員の堂々とした姿やそれに協力して,主体的に活動する実行委員の代表生徒。まさに附属中の伝統が引き継がれる1ページを見たような気がします。
←応援の様子
←1,2年合同合唱の様子
保健室前の掲示物が「こころマンション」に変わりました。保健室の赤坂教諭によって定期的に掲示していただいているのですが,今回のテーマは「気持ち」です。自分の気持ちをたくさんの「顔文字」たちから選びます。裏返すとそのときの気持ちを言葉で還してくれます。
楽しいことも多ければ,悩んでしまうことも多いこの時期。自分の心の状態をきちんと把握して,自分で上手に対処できるようになりたいですね。大人でも難しいのですが……。楽しみながら,さまざまな心の有り様を振り返るひとときです。
ちなみに,次の「気持ち」はなんでしょう?
「楽しい」 と 「まったり」でした。
雪が降った翌朝,部活動のため,朝早く登校してきた生徒たちは,雪が積もっている様子を見て,雪かきをしている先生達の姿を見ると,当たり前のように,雪かきの道具の場所を聞き,雪かきを始めました。その姿を見た生徒たちがまた一人,また一人と作業を始め,気がつくと多くの生徒たちが一生懸命に作業をする姿がありました。雪の日の附属中のいつもの光景です。
心配された天候も回復に向かうようです。甲府の雪は今日のうちにとけてしまうかもしれませんね。
1学年総合的な学習 ユニバーサルデザイングループ
本日は,講師をお招きしてユニバーサルデザインについてお話をうかがい,考える機会を設定しました。講師は山梨大学大学院医学工学総合研究部の岡村美好先生です。先生には,お忙しい中ユニバーサルデザイングループ28名のためにご協力いただきました。ありがとうございました。
さて,ユニバーサルデザイングループでは,文献などを基に情報を収集して,実際に甲府駅周辺で調査活動を行ってきたました。しかし,腑に落ちないことが多く,オーソリティに直接聞いてみようというのが今回の発端です。岡村先生からは,まずユニバーサルデザインの定義と7原則についてお話しいただきました。実際に社会で使用されているモノの現状を比較することで,違いが見えてきました。
ピクトグラム。こんな些細なことでも多くの情報量と心理的な安心感を得られます。まさにユニバーサル。身の回りをもう一度見渡してみると,なるほどユニバーサルデザインの可能性がたくさんありそうです。
某K社のマグネット。たしかにつかみやすい。手袋は,高齢者の感覚を知るためです。山梨県の高齢者率は24%。20年後は……。ユニバーサルデザインの必要性をますます感じます。
他にもホチキス(ステイプラーっていうんですか),コンセント,ペットボトルなどちょっとした使いにくさ,工夫を体験しました。あっという間の50分でした。
デザインというと見た目という感じがしますが,それだけでなく機能することでものの見方が変わります。隣にいる人の見方が変わります。デザインて,とても社会的なものであることを実感することができたひとときでした。豊かな社会への第一歩です。
岡村美好先生には,担当教師のわがままで時間的にも内容的にも本当に無理なお願いをしてしまいました。大変ご迷惑をおかけしました。この場をかりてお礼申し上げます。しかし,生徒一人一人が何かをつかむことができた機会になったことと思います。ぜひ,次につなげていきたいものです。
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