ユニバーサルデザイン

掲載日:2011年02月14日   カテゴリ   研究

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1学年総合的な学習 ユニバーサルデザイングループ

本日は,講師をお招きしてユニバーサルデザインについてお話をうかがい,考える機会を設定しました。講師は山梨大学大学院医学工学総合研究部の岡村美好先生です。先生には,お忙しい中ユニバーサルデザイングループ28名のためにご協力いただきました。ありがとうございました。

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さて,ユニバーサルデザイングループでは,文献などを基に情報を収集して,実際に甲府駅周辺で調査活動を行ってきたました。しかし,腑に落ちないことが多く,オーソリティに直接聞いてみようというのが今回の発端です。岡村先生からは,まずユニバーサルデザインの定義と7原則についてお話しいただきました。実際に社会で使用されているモノの現状を比較することで,違いが見えてきました。

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ピクトグラム。こんな些細なことでも多くの情報量と心理的な安心感を得られます。まさにユニバーサル。身の回りをもう一度見渡してみると,なるほどユニバーサルデザインの可能性がたくさんありそうです。

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某K社のマグネット。たしかにつかみやすい。手袋は,高齢者の感覚を知るためです。山梨県の高齢者率は24%。20年後は……。ユニバーサルデザインの必要性をますます感じます。

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他にもホチキス(ステイプラーっていうんですか),コンセント,ペットボトルなどちょっとした使いにくさ,工夫を体験しました。あっという間の50分でした。

デザインというと見た目という感じがしますが,それだけでなく機能することでものの見方が変わります。隣にいる人の見方が変わります。デザインて,とても社会的なものであることを実感することができたひとときでした。豊かな社会への第一歩です。

岡村美好先生には,担当教師のわがままで時間的にも内容的にも本当に無理なお願いをしてしまいました。大変ご迷惑をおかけしました。この場をかりてお礼申し上げます。しかし,生徒一人一人が何かをつかむことができた機会になったことと思います。ぜひ,次につなげていきたいものです。

 

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