過日,行われました「第30回少年を非行から守る中学生防犯弁論大会」において本校2学年 木村萌江さんが最優秀賞となりました。
夏休み明けの「甲府警察署管内中学生防犯弁論大会」で最優秀賞となり,県大会に出場した木村さん。振り込め詐欺を題材に,祖父母との交流の大切さについて論じました。
本日の前期終業式の中で報告するとともに,全校生徒の前で弁論を披露してくれました。弁論は,論理性や時代を踏まえた内容だけでなく音声表現や表情なども含む総合的な言葉の力です。生の言葉の力を生徒たちも感じ取ることができた機会となりました。
弁論だけでなく,水泳部,吹奏楽部,陸上競技部,ソフトテニス部,卓球部の輝かしい成績も披露されました。(詳細については生徒会から)
文武両道を目指しましょう。
科学部の実践
「目的とする生物の育成計画を立て,生物の栽培又は飼育ができること。」
技術科の新学習指導要領「C 生物育成に関する技術」(2)アです。先行実践を科学部が行っています。
石を拾い,土をつくり……。立派な野菜をつくりました。もちろん無農薬です。
今の季節は茄子。なかなかの出来映えです。この活動が,どのように本実践に結びつくのか楽しみです。
国語科の場合
新学習指導要領でも言語活動が柱の一つになっています。もちろん本校研究の「かかわり」を生かす場でもあります。
1学年国語科では4人グループによる意見交流の時間をできるだけ多く設定しています。ただの意見の交換でなく,目的を明確にした場として設けています。この授業では,自分の意見をより確かにするためにという目的で取り組みました。
より効果的な交流のためには,交流前の自分の意見を確認させること。交流することの意義と効果について再確認させること。そして,交流に耐えうる課題設定が求められます。この課題設定に,本校の視点「かかわり」が生かされます。
個人からグループへ,学級へ。それぞれの考えを交流させて,本来の目的である「自分の考えを形成」します。最後には個人で完結しますが,そこに至るまでの思考の過程を大切さ,自分の意見を発信し,友人の意見を受信することの有用性を生徒に感じ取ってもらいたいと考えています。
ちなみに1学年国語科では,「課題に対する自分の考え」と「交流を通しての考えの変容」について1枚ポートフォリオに考えを記述させています。
23日の公開研究会でも,各教科言語活動に取り組みます。ぜひ,生でご覧になって下さい。一次締切が10月8日(金)となっております。教科によっては,定員に近づいている教科もありますので,お早めにお申し込み下さい。
「伝える力」を高める英語科の取り組み
英語科の取り組みの一つに帯プログラムがあります。毎時の授業にトレーニングや反復練習,継続的な活動等を通して表現するための基礎・基本を培っています。
Reading MarathonやBINGO,Dictationなど5分程度の活動ですが,1学年から3年間続けるとその効果は大きなものになります。技能だけではなく,心理面でも表現活動への基盤づくりができると日々工夫を重ねています。
(「帯プログラム」の詳細については研究紀要をご覧下さい。)
画像は1学年の様子。与えられた質問を席の一番最初の生徒から後ろに順々に行います。質問に回答した生徒はさらに自分の後ろの生徒に。全員がさまざまなな質問にかかわり,教室に楽しい会話があふれます。
メディア活用 「図書の情報の見方」その1
本校では,総合的な学習の時間をSELF(セルフ)と呼んでいます。(詳しくは本校研究紀要をご覧下さい。)
1学年では,現在「メディア活用」(略して『M活(エムカツ)』)を行っています。
メディアリテラシーを高めるために,様々な情報の基本知識の定着および活用能力を育成すべくプログラムを組んでいます。また,教科学習の発展学習の場としても設定されています。
今日は「図書の情報の見方」のプログラム。司書の古屋先生と担任の秋山教諭のT.T.で,奥付などから出版などの基本情報について学びます。
国語科の力を活用
授業の後半は,本の紹介文を書きました。国語科で学んだ「相手を意識した効果的な書き方」が活用できたでしょうか・・・・・・。15分間で,集中して取り組みました。
発表
相互評価の後,グループの代表による発表が行われました。たいした打合せもない中,二人一組で息のあった図書の紹介が行われました。このような場を,豆に設定することを心がけています。
図書室の活用
それにしても,本校の図書室はいつ来ても楽しい本が迎えてくれます。司書の古屋先生や図書委員会の取り組みもあって,休み時間は多くの生徒でにぎわいます。ネットや電子端末が騒がれている現代だからこそ,本に還る機会を大切にしていきたいと思います。
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